79.総統府執務室(つづき)

カイライ「(空を見つめたまま)治安維持の名の下に我が国を搾取する者どもだ・・・。この星のために魂を売るのは私だけでいい」

レローズ「(祈りをやめ、カイライの方に向いて)彼らにも魂はあります。彼らは私たちの『神』を禁じませんでした」

カイライ「(空を見つめたまま)私たちはサイレン人に宿る『力』のことを神の贈り物、聖なるものだと考えている。しかし、彼らは違う。サイレンの力のことを『神』とは思っていない。戦争の道具だと思っている。だから、宗教が異なることを許容したのだ」