150.ガミラシアブリーフィングルーム(作戦室)(つづき)

沈黙する一同。

メラ「つまり・・・現状では、渦が弱まるのを待って、踏破を試みるしか・・・。周期的には7日かかりますが・・・」

イローゼ「(うなづいて)そのようね。このまま艦隊に合流するか、それとも本来航路に戻ってゼニーを目指すか・・・」

タラン「(イローゼへ)艦隊を見捨てるのですか!?」

イローゼ「(タランを見ずに前を向いたまま)行ったはいいけど、戦闘が終わっていたら意味は無いわ」

タラン、いろいろと言い返したいが言葉にならず、ぐっと飲み込む。