150.ガミラシアブリーフィングルーム(作戦室)(つづき)

イローゼ、ロマーナに目をやる。

ロマーナはじっと足元の宇宙図を見たままである。

イローゼ「(伺うように)艦長・・・」

ロマーナ、気付いて、ゆっくり顔をあげる・・・汗がだらりと垂れている。

イローゼ「(気付いて)今できることと出来ないことは良く分かったわ。航路は宇宙嵐の状況をもう少し見てから考えましょう。よろしいですね、艦長」

ロマーナ、うなづく。

イローゼ「(全員を見回して)解散」