150.ガミラシアブリーフィングルーム(作戦室)(つづき)

タラン「河の幅は?」

メラ「幅自体は大したことないわ。56デルマグよ」

タラン「(笑って)56なら・・・あっという間じゃないか。最高速で突っ込めば突破できるんじゃないか?」

バレン「(呆れて)あのな・・・(気を取り直して)流れそのものは細い糸のような星間物質の束だ。流れが異常に早い。中に入ったとたん高速に流れる『糸』に艦が切り刻まれるぞ」

タラン「防御フィールド貼っても駄目か?」

バレン「(うなづいて)力場の損傷が激しすぎる。効果は無いよ」

息を呑むタラン。