115.ガミラシア機関室

機関部員たちがそれぞれの制御席についている。

機関制御指揮席に陣取っているウル機関長。

その傍に立っている謹直で無愛想なナンダ・ギン工場長。

ウル「起動プロセスは若い者も丁寧にやってたよ」

ナンダ・ギン「しかし、補助エンジンのバランス比較を徹底できてません。保証できません」

ウル「(歯をむき出して)そういうこというためにそこに立ってるなら、どっかいっておくれよ。邪魔だよ」

ナンダ・ギン、黙って天井を見上げる。