85.バレン私室

擬似ではあるが、窓があって、そこに宇宙の光景が見える。

ベッドに寝転んで、じっとその光景を見つめているバレン。

ブザーの音。

サキ看護士の声「アルバ・トーレ・サキです」

バレン「(起き上がる)どうぞ」

ハッチが開いて、サキ(長身の美人看護士。ズボン姿)が入ってくる。