24.大展望室(つづき)

呆然としつつ、明らかな嫌悪感を表情に出すバレン。

タラン「そうだ。他にも適任者は居る。皆の思ってるとおりだ。だから、自分も・・・自分が副長に選ばれた理由を艦長に訊いた」

タラン、バレンに目を合わせる。

タラン「そしたら、『おまえが一番戦場へ行きたがっている』といわれた。だから、皆を引っ張っていけるというんだ・・・」

壇上のタランをみつめるウル・ドラ(黒人女性・機関長)