24.大展望室(つづき)

イローゼ、壇から降りて、タランが替わりに登壇する。

バレン(白人・美青年の操舵士)、ビーナ(黒人の小柄な男性・通信局長)ら、司令部要員たちも驚きを隠さない。

タラン、イローゼの前に出て、皆を見渡す。

そして、深呼吸して・・・

タラン「タラン・バウア、砲術長だ。このたび、イローゼ艦長の命を受け、副長に就任した」

皆の視線を受けるタラン。