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105.イスカンダル宮殿内スターシャ私室
バレン、ビーナ・ワンが、スターシャの前にいる。
スターシャのすぐ後ろにナンバーツーが控えている。
バレン「お別れを」
スターシャ「(微笑して)ファウストロの人々に希望がもたらされることを祈っています」
バレン、微笑してうなづく。
ビーナ・ワン「あの、いろいろ失礼なこといってしまって…」
スターシャ、微笑してうなづく。
ビーナ・ワン「でも、こないだはスカッとしました。自由を取り戻したあなた方を見て、もしかするとゴアも救われるんじゃないかって…」

ビーナ、少し、涙ぐみそうになる。
スターシャ、ビーナ・ワンに手を差し出す。
ビーナ・ワン、緊張しながらその手を握り返す。