112.作戦室前通路

会議が終わったのだろうか、タランとバレン、並んで歩いている。

バレン「かなりまいってるな、艦長・・・」

タラン「(うなづいて)艦長は悩んでもしょうがないことを悩んでいる。俺たちが出来ることなんてたかが知れてる。艦長も俺たちも『たまたま』生き残ってきた。決して優秀なわけじゃない。出来る人はもっと早くに死んでしまった。」

バレン「タラン・・・」