82.ガミラシア4艦橋(つづき)

タラン、ロマーナをじっと見る。

やがて、無言のうちに、ロマーナの覚悟を感じて、目だけで僅かにうなづく。

そして、意を決した表情で

タラン「潜行用意!」

バレン「潜行型変形機構起動!」

バレン、自席のレバーを押す。今まで使用していた操舵器が足元に収納され、別の操舵ハンドルがせり上がってくる。