111.ガミラシア4第6艦橋(つづき)
アレクシャール・タラン「私の故郷ではアレクシャール・タランのアレクシャールは姓名の姓の部分で大の男はそこを呼び名にされたりはしません。これからは、タランと呼んでくれませんか」
ザンの声「アレックスでいいだろう」
アレクシャール・タラン「前副長タラン・バウアが亡くなられたばかりの今、こんなことをいうのはお二人に失礼かとも思いましたが、葬式も終わりましたし、私が名前だけでも副長の志(こころざし)を引き継げれば」
アレクシャール・タランの表情は真剣である。