138.ガミラシア4中枢制御室
サーシャ、眠っている。
ハッチが開き、タランが入ってくる。
タラン、サーシャの傍らに立ち、寝顔をじっと見る。
そして、彼女の髪と頬を少しなでて、いとおしそうに見つめて、目を閉じる。
タランの頬に涙がつーっと流れる。
タラン、眠るサーシャを残して、ハッチの方へと歩き出す。