82.メギドル2艦橋(つづき)

ザン「ゴドム本星軍の十八番のひとつ…ミサイルにダークマターの密度を上げる物質を仕込んでいたのだよ。作戦宇宙域全体に密度の偏りが生じれば重力流が生じ、艦隊ごと、吸い込むことができる。」

若い髭の将校、アレクシャール・タラン、ザンをじっと見つめている。

ザン「ガミラシアに伝えろ。艦隊の進行方向からややずらして空間魚雷を大量に撃てとな」

アレクシャール・タラン「(ザンをじっと見つめながら心の声)なぜ、この人がそれを…!?」

ザン「急げ」