162.ガミラシア4工場室(つづき)

ナンダ・ギン「(察して)ゴアの施設に残した息子さんのことが気になるのですか」

ウル・ドラ「(遠くを見る目で)ゴアからゼニー、ゼニーで2年。そしてまた1年でセントメア。ガミラスに行って帰ってくる頃には、あの子、もう私のことなんて忘れてるんじゃないかってね」

じっと耳を傾けるナンダ・ギン。

ウル・ドラ「(苦笑して)らしくないかい」

ナンダ・ギン、わずかに首を横に振る。