130.ガミラシア機関室(つづき)

パットナムの隣にザンが来る。やはり、前方をじっと見て

ザン「諦めた方がいい。補助エンジン室を今すぐ閉鎖するべきだ」

パットナム「それは補助エンジン室まで行ってから判断する」

ザン、パットナムの横顔を見る。前方を見つめるパットナムの横顔には迷いが無い。

パットナム、煙がもうもうと立ち込める前方に向かって、無言で、歩いていく。

ザン、続く。