27.ガミラシア艦長室(つづき)

ポッド「(真顔で)そうだな」

ロマーナ「(苦笑して)慰めたり励ましたりはしてくれないのか」

ポッド「愚痴をきいてやる『だけ』だといったろ」

ロマーナ、微笑する。

ロマーナ「(静かに)コース設定は教科書どおりなら満点だが、この宙域はそんなに甘くはない。我々の想像を超える宇宙気象の変化もあるからな」

ポッド「ゼニーに到着できたらお慰みだ」

ロマーナ、苦笑する。