80.ガミラシアブリーフィングルーム(つづき)

イローゼ「お互いに敵に身をさらすわけね・・・」

タラン「しかし、発想を変えればゴアから攻め入るチャンスかもしれませんよ」

イローゼ「(タランへ厳しい表情で)ゴアにそんな戦力があったかしら」

タラン「(恐縮して)は・・・それは・・・(思いついて)しかし、敵も、本来重力流で遮られてゴアへの侵攻が出来ないこの時期は戦力整備の途中のはずです。敵も攻めて来れないんじゃないでしょうか!」

イローゼ「(タランへ)整備途中にしろ、彼らに戦力はあるわ。それに、今の弱体化したゴアを攻めるのに大戦力は必要ないはずよ」

タラン「(冷汗をかいて)確かに・・・」