55.ガミラシア艦橋(つづき)

ビーナ「(むっとして)記憶容量が桁外れなマリウス人みたいなわけにはいきませんよ」

ポッド「記憶容量の問題じゃないだろ。気が利くかどうかだろ」

ビーナ「(無視して)それと、副長から分析室長にちょうど伝言がありました。次の便で来る新人に艦の案内を頼むとのことです」

ポッド「(うんざりした顔で)つまらんことだけは覚えてるじゃないか。マリウス人じゃないのに」