328.ガミラシア艦橋(つづき)

イローゼ「(叫ぶ)使用可能な全センサーを使って、ライフスキャンを!」

サーシャ、うなづいて自席の計器類をにらみながら操作。

タランとメラ以外のクルーが一斉に注目する。

サーシャ「(顔を上げ、首を横に振って)生命反応はありません。しかし、次元の挟間からの微かな質量の移動を感知しました。何かが実体化しつつあります」