304.ガミラシア艦橋(つづき)

タラン、手をぶるぶるとふるわせている。

涙がぽろぽろ流れ出てくる。

肩でそれをぬぐう。

しゃくりあげるタラン。

隣の操舵席から立ち上がって、タランの肩に手を置くバレン。

タランを優しい目で見つめるサーシャ。