107.脱出艇内艦橋(つづき) スターシャ「本当は、私も一緒に行きたかった」 ナンバーツー「そうね。私も。姉上と旅をしたかった。どんなに楽しく、幸せだろう!?」 スターシャ、微笑する。 ナンバーツー「(微笑して)でも、姉上はここに居なければ。イスカンダルの女王として」 スターシャ、ナンバーツーの顔をじっと見る。 ナンバーツー「(微笑のまま)分かってる。ちゃんと帰ってきますから。お別れは言わないわ」 二人見つめあう。