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>>>火山十三
-- 03/06/26-22:37..No.[57] |
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ヤマトのキャラクターで西部劇を考えてみました。前から一度書きたかったものなのです♪ ここはヤマト村・・・ 「お〜い、雪!そろそろ昼飯の時間じゃぞ〜い!」 「は〜い!」 畑仕事(!)をしていた雪は彼女の働いているこの村有一の酒場、「バー・アナライザー」のマスター、佐渡酒造に呼ばれて小走りで店に戻っていった。 「あら!沖田村長も来ていらしてたんですか?」 「おお〜、雪か君もいっぱいどうかね?」 「昼間から飲んでいて大丈夫なんですか?」 沖田はこの村の村長だ。それ以前はこの村の保安官をやっていて、武人肌のこれは人物であった。 「いいんじゃ、かまわんかまわん」 「も〜!マスターったら!」 と、そのときであった! バキューン! 「じゅ、銃声?」 「大変じゃ、やつらじゃ!」 やつらとはこの辺いったいを縄張りにしている山賊であった。この収穫の時期、定期的にこの村を襲いに来ていたのであった。 「しばらくだな、沖田」 「デスラー・・・」 デスラー・・・この男こそこの山賊の首領であった。 「しばらく、雪。どうだ、私のところへくる気は無いか?」 「いつも言っていますけど、誰があなたのところへなんか行きますか!」 「フフフ、気の強いことよ」 デスラーはこの村へくる度に雪を我が物にしようとしていた。それは彼がかつて愛していた「スターシャ」という女にそっくりだと言うことだったが、雪はそれを知らない 「デスラー、いつも言っているがお前に雪をやるものか!」 「沖田、今日の私は本気だ。雪、私と一緒にくるのだ」 「いや!」 そのとき、村人の一人が・・・ 「やめろー!」 「フン、坊やが」 ズキューン! 「う、わぁ、ああ・・・」 バタ! 「藪君!」 「私に逆らうからだ。野郎ども!この村から金目のものから食い物まで全てうばうのだ!」 「(野郎ども)おお〜!」 デスラーたちはヤマト村のありとあらゆるものを略奪していった。佐渡の酒場も全ての酒が奪われてしまった 「ああ〜わしの酒〜!」 「「また、1ヵ月後にくる、それまでに隠してあるものも差し出せ!そうしなければここの村全員皆殺しだ!・・・雪そのときまで返事を考えておいてくれたまえ」 「村長、どうしますか?このままじゃのこ冬は越せません。隠しているものなんかあるません!」 「う〜む」 「今度来たときこそ皆殺しにされます!」 村人の言うとおり、この村に隠しているものなど無い。デスラーは何も無いとわかったら村人全てを殺すだろう。 「・・・やむ終えん、今度こそ戦うしかない」 「しかし、我々には武器がありません。農具であいつらとどうやってたたかへって言うんですか!」 「よし、国境の町に行け。・・・この金で銃を買え。そして使い方を習うのだ!・・・雪行ってくれるな?」 「わかりました」 国境の町、アンドロメダ 「さっさと行け!」 「いや〜しかし・・・」 「金は払った、早く彼を埋葬してやれ!」 この通りすがりの男、撃たれて殺された男を埋葬してやろうと葬儀屋へやってきたのだが・・・ 「彼、ルガールはだめなのです。この町ではディンギル人は墓に埋葬できないのです。それに墓に武器をもった男がいて近寄れないんです」 「じゃあどうしたらいいんだ!」 ・・・重苦しい空気が流れていた。 「俺が死体を墓に持っていってやる」 「君が!?」 「葬儀屋、霊柩車を借りるぞ」 そのとき、 「俺も手伝うぜ」 「!!」 「待ってくれ!この霊柩車は800ドルもしてこの辺ではこれしかないんだ!」 「傷一つつけずに返してやる」 二人は霊柩車に乗って一路、郊外の墓場に向かった 「名前は?」 「古代、古代進だ」 「俺は島大介、あんたの噂は聞いている、名うての賞金稼ぎらしいな」 「・・・よせよ」 カチッ! 「・・・向かいの家の窓だな」 「ああ・・・」 バキューン! ズキューン! 二つの銃声が聞こえた瞬間、島は向かいの家にいた狙撃手を倒していた 「大丈夫か?」 「たいした腕じゃない」 そう言うと、古代は撃たれて消えてしまった葉巻を捨て新しい葉巻を吸った 「いたぞ・・・」 そこにはショットガンなどで武装していた男5人がいた 「さっさと戻れ!ここはそいつを入れる墓じゃねぇ!」 「・・・」 バキューン!バキューン! 「うわ!」 古代は早撃ちで瞬く間に二人を撃っていた。撃たれた男は腕を撃たれてショットガンを地面に落とした 「そこをどけ」 古代がそう言うと男達は道をあけて逃げていった 「ヤッホー♪」 「いや〜君たちのおかげで彼を埋葬できた。ありがとう」 「礼には及ばん」 「そうか、それではまた」 その夜、雪は古代の泊まっている宿の前にいた コンコン・・・ 「どうぞ」 「あ、あの・・・昼間の出来事を見ました。お願いです!私の村を助けてください!」 「お、おい!ちょっと待ってくれ。どういうことか話してくれ」 古代はいきなり美女が来てそれでいて村を助けてくれと言うので少し混乱していたが事情が深刻そうなので聞いてみることにした 「・・・なるほど、そういうことか」 「お願いです。お金ならもってきました」 「待ってくれ、やるにも俺一人じゃどうにもならない。やるのは仲間を集めてからだ」 「はい!!」 「じゃあ、明日の朝またきてくれ。そうしたら仲間を集めに行こう」 そう言うと雪は三度お辞儀をして出て行った 「でもかわいい子だったなぁ〜兄さんも早くスターシャさんと結婚すればいいのに」 そんなことを考えながら古代は床についた ヤマト村滅亡まで後28日・・・ ひとまず永くなりそうなのでここで一度きります。 わかる方はわかると思いますが大筋は「荒野の七人」です。 これから古代と雪が仲間を集めに行きます。もう人数はお分かりですね? 初めて書いたので変なところもあると思います。長い目で見てやってください!(自分で言ってどうする!) |
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う〜ん 気になる! >>> ぺきんぱ -- 03/06/29-21:13..No.[58] | |||
『荒野の七人』ヤマトバージョンですか。 発想が楽しいなぁ。 集まるガンマンの人数は分かりますが、見所は(て、ゆうか、読み所か?)、やはり誰が誰の役をやるか、だよね。 残るは五人。自分的には、チコ(七人の侍での『菊千代』やね♪)とブリット(本編で演ずるは、ジェームズ・コバーン!)に誰を当てるかが・・う〜ん 気になる! 気になるぞっ! ちなみにハリーを誰がやるかは何となく想像つきます・・あの体型から。(笑) | |||