映画はすごくシンプルでした。複雑なもの求めてないのでそこは良かった。オリジナルのアニメ作品への再現度も素晴らしく、往年のファンも納得して観られたと思います。私は往年のファンというほど元の作品の愛好者ではないのでそこは推測ですけども。キャストが全部フィリピンの人。メインの5人はきちんと、熱血漢、クール二枚目、ヒロインの女の子(ミニスカ)、太っちょ、子ども、とメンバー配分がされていてキャラも立ってました。ワルモノ軍団も分かりやすくて、見ただけで分かるのが心地よかった。主題歌は原語版をみたせいか、堀江美都子ではなかったけど、日本語で力強く歌唱していて好感。ハリウッド映画ならわけのわからん英語の別主題歌が挿入されても文句言えないところ。強いてマイナス点をあげれば、途中から飽きました(笑)。主役5機の発進、空中戦、合体とテンポ良く前半で見せられたので、後半は驚くトピックが無かった。ベタな人間ドラマがあり、盛り上げようと頑張っているのは分かったけど、コクピット内のカットが同じアングルでしか見せてくれないので単調でした。しかし、最後まで楽しませてくれた作品でした。Blu-ray出たら買うかというと買わないと思うけど。