ナイトショーで観賞。潜水艦映画の伝統的な見せ場はもちろん、人間ドラマ的にも熱い。リアリティは若干欠けるが、エンターテイメントとして映画館に観に行く価値がありました。
宇宙空母ブルーノアのシーラを彷彿とさせる(というより、ブルーノアのシイラが模しているのか)シーンもあり、楽しめました。主人公が頼れるリーダーというのも観ていて心地よかった。現実では、なかなかああうまくいきませんが(だって、責任を負うということはリスク管理をするということと同義なので)、個人的に、少し気持ちが前向きになりました。
いやー、映画って本当にいいものですね。(水野晴郎調)。
最初は、潜水艇と救出部隊と分かれてドラマが展開するのがややわかりにくく感じたが、後半ですべての伏線が絡み合い収斂していくのは見事でした。
ロシア海軍が単なる敵役ということではなく、敵もまた人間という視点で描かれていたのも好感。
ラストはやや、リアリティ無いですが、白状するとスカッとしました。