ネタバレあります。二回続けて観ました。
ミサトさん達、女性陣の活躍と不気味なままのゲンドウが対照的で『冷静な判断が』という言葉が見終わった時に心に残ってました。
幼少から父が恐い私には、シンジくんみたいに辛い目にあうのはゴメン!!と思い、何処かに救いがないか!?と台詞を必死に拾ってばかりでした(苦笑)。
ストーリはサードインパクト後日で、14年後の世界からはじまっていて…。
綾波を助けたい一心の行動が多くの命を喪った世界で、シンジくんは監禁状態で…綾波の声がする方へ行ったことは当然だなぁ…と、観ていて可哀想でした。
ヴンダー発進は、ヤマト発進と同じで、ヤマトファンの監督の遊び心かしら?なんて楽しく、最初はいられました。
しかし、エヴァは暗いです。カヲルくんとシンジくんのグランドピアノ連弾、夜空を2人で眺めるまでは、まだ救われた気分でいられました…。
第1使途のカヲルくんさえ騙すゲンドウの策略と実行は、映画の世界のまま、温度が冷えっぱなし!
アスカ、シンジ&新しい綾波の3人はともに歩いていくラストのそれぞれの背中から伝わってきた印象が違いがあって、何とも可笑しかったです。それに、私には、理由が分からないのですが、ジブリの『千と千尋』の電車で水浸しの世界を歩いた千尋達にダブって見えました。
ミサトさんはじめ登場人物(パイロット除く)が疲れた表情等、年を重ねているわ、新人さん達のメンバーは今ドキな仕上がりで笑えました。
特に、リッちゃんは髪バッサリ、マヤは格好いいし…。キャラも年とるのか…と、ヤマト復活篇以来に驚かせられました。ミサトさんは髪をまとめ、一瞬、艦長の雪を思い出しましたし…。
まだ最終章があります。
カット、デザイン等もエヴァらしい映画で、楽しみました。
ただ、壊れた世界は3.11に重なって見えました…。シンジくん以外は、ある意味であの時間を経験した私達と同じなのかも…どこか不安感が続く今現在と似た世界かも…なんて事も感じました。
アニメとはいえ人類はどこに行くのか?気になりました上手く書けなくてごめんなさい。