レンタルで鑑賞しました。
全体的に軽いノリの映画で観る方も気楽に観るべき作品。
期待しなければそこそこ楽しめます。
土地投機を規制する通達を止めてバブルの崩壊を止めるというシナリオは確かに一面正しいかもしれないけれど、誤解を恐れずに言うとバブルが崩壊して不景気になってやっと気付いた面も多かったと思うので、劇中の価値観にはあまりついていけなかった。真面目に考えるような映画じゃないんですけれどね。
映画全体としては007のノリを感じさせるBGMや仮面ライダーのアクションを彷彿とさせるシーンなどもあり、楽しませてくれます。
広末涼子は子供産んだけどまだまだイケテマス。演技力もあり、なかなか魅せてくれました。
そして、実は主演の阿部寛。トリックシリーズ以後の安定したお約束のキャラで楽しめました。
薬師丸ひろ子は、三丁目の夕日に続いて今度は90年代をかけたわけですが、いろんな役をこなせるヒトになりましたね。
ただ、若い時代と40くらいの今のメイクがあまり差が無いのは同世代として痛々しいものがありました。
阿部寛は若作りもそれなりに見せてくれたのに。
そうそう、ヤマトファンにはこれを云っておかないといけません。
総統がこの映画のラストボスです。面白い役者さんですよねー、イブさんって^^