162.ガミラシア艦橋

タラン、じっと前方の流れを見ている。

操舵席にタラン。

その傍らに立つバレン。

タラン「ちくしょう・・・嵐がやむまで立ち往生とはな!補助エンジンの修理は終わったっていうのに!!」

バレンもじっと窓の外、前方の宇宙空間を睨むように見つめている。

彼もまた、目の前の海を克服したいのだ。