72.もがみ艦橋(つづき)

沖田、じっと考え込んでいる。

やがて・・・

沖田「(静かに、ただし、決然と)全艦に通達。重力嵐の流れに沿ってイオへ降下」

クルーたち一斉に沖田を見る。

沖田「・・・急げ」

通信士、慌てて、我に返り、コンソールに向かう。