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80.ガミラス総統府内総統執務室
執務机のシス。
その前で直立不動の姿勢で報告しているヒス。
シス「自白剤を飲ませたのか」
ヒス「はい」
シス「…」
ヒス「(言い訳するように)訓練された兵士から情報を得るにはそれがお互いにとって最良の道ですので。」
シス「得られた情報は?」
ヒス「彼女は、ゴドムの士官でした。スターシャ様の副官として戦艦ファウストロに乗艦。ガミラシア4を門で迎え撃つための大航海があり…その途上で、ゴア・ゼニー連合艦隊との戦闘、さらには、向かい風を圧しての航海で戦艦ファウストロは僚艦を失いました。彼女はその中の一隻に移乗していたものと思われます」
シス「…」
ヒス「スターシャ様を逃がす盾となるため、自らシンガリを志願、ゴア・ゼニー艦隊と戦い、捕虜に。その艦隊がデスラーの艦隊に襲われ、今度はデスラーの手におち…宣戦布告用のスターシャユニットとして戦艦ガミラシアIIIの門突破に使用されたのです」