小倉屋やまと十人一首10(おふざけ篇) 小野手留津
肌の色は 移りにけりな 青色に
 わが身ヤマトと 争ひし間に

澪子
2000年10月10日(火) 14時08分54秒 公開
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■作者からのメッセージ
そもそも、この「十人一首」の替え歌を作ろうと思い立ったきっかけがこの歌です。
先日義父が「小野小町の『花の色は』の下の句は何だっけ?」と私に聞いたとき、ふと「肌の色は移りにけりな青色に」と心の中で反芻してしまったのでした(笑)。

『小倉百人一首』の解説書によると、「移りにけりな」の「に」は完了の助動詞「ぬ」の連用形、「けり」は過去の助動詞の終止形、「な」は詠嘆の終助詞です。また、最後の「・・しまに」の「し」は過去の助動詞「き」の連体形となっています。
口語訳では、
「ガミラス人の肌の色はすっかりあせて、青色になってしまったことだなぁ。私がヤマトと交戦していた間に。」
となります(爆)。

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