新 宇宙戦艦ヤマト篇
・タラン39世歴△年☆月○日
 そう、いまは、未来。
 私の家系は28世から総統職にある。
 古代進32世とのんびりと酒を飲んだ後、下町の呑み屋街をうろつく。
 庶民の街を歩くのは久しぶりだ。
 そこで、珍しい人物に会った。

 そう。

 デスラーだ。
 彼は、今はラーメンの屋台を引いている。
 私の顔を見るやいなやばつが悪そうに目を逸らす。
 
 古代進32世と一緒に暖簾をくぐる。
 「へい、なんにしましょう」
 エコーがかかった声は相変わらずだ。
 でも声優は千葉繁に替わっている。
 ラジオからは「好敵手」が流れている。

 冬が終る。
長田亀吉
2001年07月15日(日) 20時33分41秒 公開
■この作品の著作権は長田亀吉さんにあります。無断転載は禁止です。
■作者からのメッセージ
文庫より。古代進32世があるならタランもあっていいんじゃないか、ということですね、はい。これは我ながら良く出来たと自画自賛。

この作品の感想をお寄せください。
総統が!?屋台の・・・・爆笑してしまいました。」お許しを・・・!! 麻衣 ■2001年11月18日(日) 23時51分53秒
お名前(必須) E-Mail(任意)
メッセージ
戻る
[ 感想記事削除 ]
PASSWORD