星間国家対抗野球大会
・ガルマンガミラス歴☆年○月×日
 今日は、星間国家対抗野球大会。
 わたしは、総統のいい付けで7番ライトで参加(なんで将軍にまでなって、野球を=汗)。
 相手は、ボラ―連邦だ。
 日頃のいさかいは忘れて野球を楽しむ。
 いよいよ、私の打順。
 「よーし、ここで、打って副総統になってやる!!」
 じっと、ピッチャーのゴルサコフ参謀長の目を睨みつける。

 そのとき…

 ゴルサコフの頬が赤く染まった(汗)
 思わず視線を逸らした。
 
 次の打席のときは、ボックスに入るときから何だか照れた。
 総統に気付かれたらやだな…。
 
 が、総統はベンチにはべらしたミニスカ侍女たちとお戯れで、お気づきではなかった。
 
 それはそれで、何だか複雑だった。
 今度、遊びに行くからね、ゴルちゃん(愛)
 
 
・ガルマンガミラス歴☆年○月△日
 ゴルサコフの頬が赤く染まった理由がどうしても知りたい私は、彼を誰もいない会議室に呼び出した。
「いや、その、実はあの時ちらっと総統の方を見たんです。そしたら、側にいたミニスカ侍女のひとりのスカートが、ミニスカ過ぎるもんで、総統も相当調子に乗って、その、なんですか、あの、お手がですね、ふとももにですね、で、結構まくれあがってしまっている状態でして、そしたらそのあの」
 …見えてたわけね…なんだ、そういう男性としては健全な理由だったのか。期待した私が馬鹿だった。
 色は何色だったんだろう。聞いておけばよかった。”氷の微笑”状態だったりして。
 はっ!これは、は、鼻血っ?がっ!(貧血っ)
長田亀吉&大江戸桃内
2001年07月15日(日) 20時30分15秒 公開
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■作者からのメッセージ
文庫より。これは良く出来ましたよね(笑)(BY長田)

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1 1 ■2021年10月21日(木) 22時23分04秒
これも笑った。タラン、欲求不満がたまってるんじゃないかー? suzume ■2006年01月31日(火) 11時23分38秒
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