タランの憂鬱

髭

・デスラー暦８０３年△月◎日
　今日は朝からショッキングな出来事に落ちこんだ。朝、目覚めて鏡を覗き込むと・・・・・・ヒゲに寝癖がぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ～～～T0T　右側だけがぴょんと・・ぴょんとぉぉ～～～・・・・・
　いかん・・・早く出勤しなくてはならない・・・総統閣下が起床なされる前に・・・と思い、私はぬるま湯をつけてみたりして直そうとしたのだが・・・くせっ毛って・・これだから・・うう・・・思い余った私はヒゲをリンス＆シャンプーで洗うことにした・・・・が今度はヒゲだけサラサラにぃぃぃ～～～～T0T
　いかん・・・このままでは・・・ああああ・・・時間がない・・・
　そして私は出勤した・・・・
「おはようございます、総統・・・」
「ん？どうしたのだタラン、ヒゲだけイメチェンでもしたのかね？」
・・・イメチェンってあーた・・・
「いえ・・その・・・」
馬鹿正直に事の次第を説明してしまった自分が哀しい。総統閣下は仰った・・・
「はっはっは、お前はどうやらヒゲに対する配慮がタランようだな。はっはっは。」
「・・・・・・・・・」
「何を泣いているのだ？うむ、古代からもらったちゅっぱちゃップすキャンディ～をやろう。だからほら、泣き止みたまえ・・・ほんとにサラサラだな・・・」
・・・あああ・・・総統閣下にひげをさわさわされてしまった・・・・
・・・このきゃんでぃ～・・・食べるのもったいないなぁ・・・・・

ガミラス総統府秘書室

2001年07月15日(日) 20時25分36秒公開
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■作者からのメッセージ: 文庫より。これはファイルの転換時に原作者不明となってしまいました。申し訳無い。（BY長田）

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