愛なのか!? |
・デスラー暦800年△月$日 今日、ドメル将軍へのデスラー勲章授与式があったのだが、その式典の前に御入浴なさっていた総統は何やら湯船の中で見つけたらしく、それを私にくださった。 金の玉(?)…?「私だと思って大事にしろよ、タラン。ああ、一個タランかもしれんな。はっはっは」 …二個もいりません…。 ・デスラー暦800年△月$日 その金の玉をみつめながら、ふと思った。 「ひょっとして総統ってホ○?」 そういえば、最近、ミニスカ侍女たちは、暇を持て余している。 それにかわって、親衛隊のメンバーは、顔を真っ赤にして、総統の部屋から出てくることが多い。 …寝よう。 …う …うーん …どきどきして寝れない!! ・デスラー暦800年△月&日 どうにもこうにもあらゆる場面を想像してしまい、とてもぢゃないが、目がぎんぎんに冴えてしまった。 ○モというより、バ○?親衛隊の(恐らく)食べられてしまったのであろう彼らは、顔を真っ赤に、いや、真っ青にして…でも、男同士って…うわぁ、だめだぁ、と頭を抱えながら夜の廊下をうろついていたら、なんと、総統のお部屋の目の前に立っていた自分に愕然とした。…私は、身をもって教えを請うつもりだったのだろうか。 …だめだ、朝になったら、総統のお顔を見た途端… …目を、合わせられないだろう(ぽっ)。 ・デスラー暦800年☆月@日 今日も、ふらふらと総統のお部屋の近くまで、行ってしまう私。 すると、あろうことか、総統の部屋から誰か出てきた。 さっと柱の影に身を隠す。 うかがい見ると、顔を真っ赤、いや、真っ青にして、内股で出てくる男の姿が! ヒス副総統だった。 「なんでもええんかい!」 と、思った。 ・デスラー暦800年%月*日 今日、ヒス副総統と二人きりになる機会があったので、思い切って聞いてみた。あの晩の事を… すると、どうも私の勘違いだったらしく、ヤマト攻撃の作戦が失敗する度、総統がご就寝中だろうと、やってる最中だろうと、いちいち報告に行っているだけだと言う。では、あの真っ青な顔は、本当なのか…本当だろうか。 …あ、これが、嫉妬…か? ・デスラー暦800年#月&日 今日はまたまたゲールに誘われて飲みに行った。あの、ドメルの総統勲章授与式での、総統の手元を見ていたかと、私に言う。あの勲章を付けるのに、あんなに時間がかかるはずがないそうだ。 …ドメルの胸板の厚さでも測っていたのだろう、とも言う。 えっ、それって… …私も付けて欲しい。 |
大江戸桃内&長田亀吉
2001年06月29日(金) 17時45分11秒 公開 ■この作品の著作権は大江戸桃内&長田亀吉さんにあります。無断転載は禁止です。 |
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ウケました。ぜひ続きをやってください。 | suzume | ■2006年01月31日(火) 11時09分40秒 |
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