第十三話 『森雪の直感』
艦内標準時              地球標準時

A.D.2200               A.D.2200

3月13日 21時23分。      3月17日 17時47分。

ヤマト艦橋内、後部展望ドームにて。





「おい、なんだよ雪。 これから加藤の様子を見に行こうと思っていたのに。」

古代は彼女に引きずられるように展望室に入ってきた。



体内に打ち込んだ麻酔剤の量が多かったのか、それとも薬物に反応しやすい体質なのか?

加藤はいまだに眠り続けて意識を取り戻してはいなかった。



だが森雪は、どうやら見舞いに行く途中の古代を強引に連れてきたらしい。



「ちょっとぐらい良いじゃない。 それにね、とっても大事な用事なのよ。」

あれを見て、と彼女が指差す方には例の惑星が在った。



「この星でガミラスの工作船が見つかったことは知っているでしょ。」

古代がうなずく。 

昨日の事だ。 調査班の一つがガミラス船の残骸を発見したのだ。



俺達と同じ目にあったんだな。そして彼らには運が無かった、という事か・・・



敵のことながら、彼らの無念さを思うとやはり胸が痛む。

「私たちがこの星に着く前、ガミラス人がここに来てやっぱり装置を動かしたみたいね。

真田さんの話だと100年くらい前の話みたいだけど。」

森雪はそこで言葉を止め、あの星での体験を思い出したのだろう。 フウッとため息をついた。



「地上に最初に降りた採掘班の証言、読んだでしょ。 ボーリングによる試掘をやった途端にアレが起きた。 

ガミラス人の時もきっと同じだわ。地面を掘り返した時に・・・・。」



 古代も昨日聞いた真田の話を思い出していた。 ガミラス船はどうやら資源調査船だったらしい。

 真田の予想通りバラン星基地建設のための資源調査だったのか?



『そこまでは分からないけどな、』 真田はやけに真剣な表情で古代に言った。

『ガミラス人の時も、そして今回も、この惑星の地面を掘った時にシステムは覚醒した。

となれば、やはり地下にこの星の秘密があるに違いないんだ。』

そこでだ、と真田は本題に入った。



『 調査員の数が足らないんだ。 戦闘班の人手をこっちに廻してくれないか?

そうだ、山本たちなんかどうだ? アイツら暇そうだし・・・。』

『 ダメですッ!! 真田さん!』  

古代は慌てて真田をさえぎり、辺りを見渡した。



  ツイていた。  ブラックタイガー隊員は近くにいないようだ。

 彼らはいざという時、スクランブルで発進しなくてはならない。 

そして戦闘になれば死ぬかもしれない。

好きで暇しているのではないのだ。 ガミラス来襲に備えて、むしろ緊張感でピリピリしている。

そんな彼らに面と向かって‘お前ら暇だろう’なんて言ったら・・・。



ただでさえ血の気の多い連中がそろっている。 手足の骨の一本ですめば御の字だ。 

下手をすると工作班に殴りこみをかけて血の雨が降りかねない。



 ホントにもう。 ・・・あの人も少しは気を使ってくれないと・・・だから俺がしなくてもいい苦労を・・・・なんで俺だけがこんな目に・・・。



古代は思わず遠い目をしていた。 ブツブツと独り言でグチをこぼす。

チョッと、聞いているの? という森雪の声が古代を現実に連れ戻した。



「それでね。 私、ある話を思い出したの。古い昔の地球での話し。」

森雪は手すりに腰を下ろし、硬化テクタイトに頭をあずけ、惑星を見つめながら話を続けた。

「昔、あるお金持ちが考古学者を雇って、大昔に滅んだ国の王様のお墓を発掘しようとしたの。

でも、掘り返したお墓の入り口にはこう記してあったわ、



《 この墓を暴く全ての者には、逃れられない死がその翼に乗りすみやかに訪れるであろう。》

  呪いの文章よ。

結局、彼らはこけおどしだと信じなかったわ。

でもね、翌日から発掘に関わった人々が呪いにかかった様に次々と死んでいったの。」

 

彼女は手すりから降りると古代に向かって訴えた。

「どう? この話、似ているでしょう? 私たちに。 あの惑星からのデジタル信号は、警告だったと思うの。

はっきりとした証拠はないのよ、でも・・・やっぱりこの星はどこかの種族の聖地かお墓じゃないのかしら? そしてそれを荒らそうとする者に対しては、攻撃するようにあの装置は造られたのじゃないかしら?」

  

惑星の丸々ひとつが墓地だって?!  そんな馬鹿な!!

・・・と言いたいところだが。 真剣な面持ちの森雪に古代は黙ってしまった。

それによく考えてみれば墓場だ、という確かな証拠は無いが、墓場ではない、という証拠だって無い。 

可能性としては有りうる話だ。



「それじゃあ俺達はここで墓場荒らしをしている可能性もある、ということか・・・。」

 マイッたな、と古代は頭をかきむしった。

とりたてて信心深い方ではないが、やはり気持ちの好いものではない。



「だからね、古代君。 ここで私と一緒にあの星に謝ってお祈りを上げて欲しいの。いいでしょう?艦長代理としては当然の義務よ。」

そんなものかな、と古代は森雪にならい、手を合わせて目をつむる。



 ナンマンダブ、ナンマンダブ。 悪気はなかったんです。 

どうかこれ以上、バチを当てるのは勘弁してください・・・。



異星人に念仏を唱えてしまうところが彼らしいといえば彼らしい。



一通り祈って目を開けるが、隣の森雪がまだ祈っているのを見て、慌ててまた目をつむる。

もう良いかなと目を開けると、彼女がじっとこちらを見つめていた。

「ありがとう、古代君。」

「い、いやア、これくらい艦長代理として当然のことだよ。」

ハッハッハ、と古代、照れを笑ってゴマカした。

「そうじゃないの。 今まで忙しくてちゃんと言えなかったけど・・・

これで三度目ね私を助けてくれたのは。 あなたが助けてくれなかったら今頃、私・・・」

森雪の自分を見上げる目が、気のせいか少し潤んでみえる。

「あ、アア、イヤ、そんなこと。俺は当然のことをしたまでで・・だから・・その」

どうやらこの男、こういう場面には慣れていないらしい。

まあ18歳で慣れっこ、というのもドウカとは思うが。



「とにかく、その、そうだ。アレだ。 緑の惑星がこんなになってしまったのは、やっぱりアレのせいなのかい?」

古代はどうしていいか分からず、結局、話題を変えてしまった。



「そうね。真田さんが言っていた事、憶えている? 私たちが捉えていたあの星の映像は百年昔のものだったでしょう? 

多分その時にはもうあの装置が動き出していたんだと思うの。

そしてこの星の動物たちには私たちがあの星で経験したのと同じことが起きたのよ。」

森雪は悲しそうに言うと表情を曇らせた。



「私たちみたいに上手く切り抜けられずに死んでしまったのよ、きっと。 それでこの惑星の生態系が崩壊してしまったんだわ。」

「でも死んだのは相手を攻撃できる動物だけだろう? 植物まで死んでしまうのは変じゃないか?」



「私も最初はそう思ったけど・・・。 温室効果ガスのこと、訓練学校で習ったでしょう? この星では酸素を吸って炭酸ガスを吐き出していた動物が全て死んでしまった、でも逆に二酸化炭素を光合成によって酸素に変えていた植物は、草食動物の死でどんどんと成長してゆく、すると・・・。」

古代、わかった、と森雪の言葉を引き継いだ。

  

「そうか。温室効果ガスだった二酸化炭素が大量に減ったんだ。 もともと恒星からは遠い惑星だから当然気温が下がる。それも急速にだ。 

長い時間を掛けた気候変動ならそれに対応した進化が可能な植物も死滅するしかなかったわけだ。

比較的気温の高い赤道付近の植物が最後の生き残り、という訳か。」

 

※筆者注・・・(恒星と惑星との距離については、『序章、断絶・・』を参照。)



森雪は古代の言葉にうなずいた。 

だが、実を言うと彼女はこの仮説にそれほど自信が持てなかった。



M26恒星系の惑星軌道は比較的安定している。 惑星軌道の変動による急激かつ大規模な気候変動は考えられない。恒星M26にも異常は認められない。 惑星自体の火山活動も活発ではあるが、生態系全体を揺るがすような大きな活動はなかった事が調査により確認されている。

次々と仮説が潰れていくなか、唯一残ったの可能性が温室効果ガス減少説だった。

しかしそれを証明する証拠が無い。

地表にも地中にも、 地球の生物が持つような骨や外骨格(カニの殻みたいな。)は見つからなかった。

この惑星に動物がいた、という痕跡が見つからないのだ。

わずかに、地球の蜂に似ていただろうと思われる生物の巣らしきものがあっただけだった。



動物の残骸は全て微生物に分解されてしまったのだろう(もしくは、硬い骨や外骨格を持った動物がいなかった)、

というのが生活班の科学者たちの意見だった。

 確かにこの惑星の土壌に棲息するバクテリアや、微生物たちの有機物分解能力は驚異的なものだった。 ヤマト艦内で使用する強化プラスチックさえ楽々と分解してみせたのだ。

科学者の中にはこれをヤマトの艦内環境制御システムに組み込もう、と言う者までいたのだが、結局、森雪は許可しなかった。

危険すぎる。 微生物の性質をくわしく確認しなくては生物汚染(バイオ・ハザード)を引き起こすかもしれなかった。



やっぱりこの説しか考えられない、と彼女は自分の疑問を押さえ込んだ。

「そういう事。 ということで‘種の保存’の立場から、生き残った植物の採集は必要最低限しかしませんでした。

 だから当分はメニューからフレッシュサラダは抜き。

その間のビタミン補給は培養クロレラの濃縮錠剤でがまんしてね。

あらっ? 何かご不満でもお有りかしら? 艦長代理さま。」

露骨にイヤな顔をした古代におどけた調子で尋ねる森雪。



チェッ、判っているくせに。 

そう心の中でため息をつくと、彼はささやかな抵抗をこころみた。

「アレだけは勘弁してくれないかな。だって、アレって俺たち乗組員の、その、ナンだ。

・・・排泄物で培養されているんだろ。それがどうしても頭に浮かんでさ。

俺がアレを苦手なの、良く知っているじゃないか。なあ、頼むから勘弁してくれよ。」



彼のようにクロレラ錠剤を敬遠する者は多い。

クロレラの元が何かもさることながら、その味も苦い、青臭い、舌がしびれる、と悪評ザクザクの三拍子そろった代物だという事が原因だ。



 おまけに一気に飲み下す訳にはいかない。

もともとクロレラは細胞膜が厚いため消化に悪いのだ。

それをオモイッきり濃縮してあるために、錠剤のままで飲み下せば翌日のトイレは消化不良で悲惨な状態になること請け合いだった。

生活班は口の中で噛み砕き、唾液でよく溶かしながら服用するように指導しているが、最初のころはそれを無視して佐渡医師の世話になる乗組員も多かった。



さすがに今では皆、大人しく指示に従っている。 

しかしただ一人、いまだ佐渡の世話になり続ける筋金入りのクロレラ嫌いがここに居た。







「ダーメ、ダメッ。乗組員の健康を管理する生活班長として、例外を認めるわけにはいかないわ。

それに私たちが今吸っている艦内の酸素だってそのクロレラが‘排泄物’から作っているのよ。

古代君、全然平気で息をしてるじゃない。

どうして空気がよくてクロレラがだめなの?」

「いや、理屈じゃないんだよ。 これは気分の問題。 生理的にダメってヤツなんだ。

なあ、いいだろう? 頼むよ雪。いや、森雪さま! このとおり!」



艦長代理の威厳もなにもあったものではない。彼は両手を合わせて森雪を拝んでいた。 だがその努力も空しく・・・。

ダメよ。と、森雪は古代の必死の頼みをあっさりと却下した。



「念のために言っておきますけど飲まずに済まそうとしても無駄ですからね。

錠剤を捨てていたりしても、週一回のメディカルチェックでバッチリ分かるんだから。」

いかにも楽しげな調子でそう言うと、彼女は古代に向かってウインクをしてみせた。



 オノレッ! 他人に嫌いなものを飲ませるのがそんなに楽しいかッ!! 

さすがに腹に据えかねた古代は反撃に出た。



「アー、ハイ、ハイ、そうですかね! でもいくら強制したって最終的に飲む、飲まないはこっちの自由なんだぜ。

俺は飲まないからな!

どんな懲罰を受けてもあンな物を飲むよりはましだ! 

俺は絶っ対に飲まないからな!!」 



たかがビタミン剤を飲む、飲まないじゃない。どうしてそんなに意地になるのよ。

森雪はあきれた。 と同時に腹が立ってきた。



なによッ! 私がみんなの健康維持にどれほど苦労しているか知っているの?

その努力をたかが好き嫌いでぶち壊そうっていうのね。古代君。

いいわ。 受けて立とうじゃないの。

でもこの代償、高く付くわよ。



「じゃあいいわ。いい機会だから今、ここで言っておきます。

もしもね、古代君。

あなたが錠剤を飲まなかったと分かったら、私はあなたを椅子に縛り付けてクロレラを生のままで口に流し込んであげるわ。 

あら、心配しないで。クロレラって生でもけっこういけるのよ。 あの臭いが我慢できれば、の話だけど。」

そう言って彼女は涼やかに笑ってみせた。






オイッオイッ!

「じょッ、冗談なんだろ?」 と、うわずった古代の声が展望ドームに響く。

 森雪はその問いに答えず、古代に向かって再びにっこりと笑ってみせた。

  彼の頭の中で警戒警報がワンワン鳴り響く。



ちょっと待てェ!! 冗談じゃないぞ。 彼女、本気でやるつもりだ! 



古代は口の中に生クロレラを流し込まれる感触を想像する。

そのおぞましさに思わず立ちくらみを起こしそうになった。



チクショウ! やむをえん。ここはひとまず撤退だ!



「そ、そうだな。ウン。よく考えたら僕は艦長代理という責任ある立場にあるんだった。

雪。僕は間違っていた! 

今後は好き嫌いせずに何でも食べるよ!!」



あああー、俺は好き嫌いの激しい小学生かァーッ!? 

我ながら自分の言葉のワザトらしさに、情けなくて涙が出そうだ。



『ガマンだ。我慢だぞ、古代。ここはとにかく切り抜けて時間を稼ぐんだ。メディカルチェックをゴマかすいい手があるはずだ。

・・・オオッ! そうだァ!!』



古代は心の中で思わずガッツポーズを作った。 

検診でクロレラ錠剤を飲んだかどうか分かるとすれば、それは検尿による成分分析からだろう。 

となればだ。 

尿を他人の物とスリ替えればいい!!



 サテ、問題は誰のをもらうかだが、ここは親友のよしみで島のを・・・。

いや、マテマテ。 あいつのことだ。 

雪への点数稼ぎで御注進に走らないとも限らない。

ムッ、そういえば相原! 

あいつの血液型は俺と同じだったはずだ。 

まさか検尿ごときでDNAチェックまではしないだろう。 アイツには貸しも有るしなッ。

よしっ、これで勝ったも同然だ。 ザマアミロッてんだッ!



そう心の内で舌を出すと、古代はちらっ、と考えた。



今日の俺はサエてるぜ。 きっと日頃の行いが良いから神様が助けてくれるんだな。



・・・いい気なもんだ。

相原が聞けば、『そりゃ、悪魔がそそのかしてんだろ!』と突っ込むに違いない。

古代は二ヤついてくる表情をゴマカすのに必死。 だがなんとかスマシ顔を作るのに成功した。

が、わずかに口の端がヒクついた。 

 もちろんそれを見逃す森雪ではない。



どうせロクなことを考えちゃいないんだわ。 でも、古代君。 まだまだ甘いわね。



じゃあこれ、と森雪は小さな紙の包みを差し出した。

「なんだい、これ?」

「言ったでしょう。クロレラ錠剤。 今日の分よ。ちゃんと飲んでね。」



クロレラ錠剤、と聞いて一瞬うろたえた古代だが、何食わぬ顔で紙包みをポケットにねじ込んだ。



「そうか、分かった。 ちゃんと飲んでおくよ。」

じゃあ、またな。と、その場を立ち去ろうとする古代に森雪のカウンターパンチが炸裂した。



「飲んでみせて。」

「ヘッ?」

「あらァ、自分の言ったこと覚えていないの? いい機会じゃない、今ここで飲んでみせてよ。」



一瞬、頭の中が空白になる。

そして古代の顔面からは、ざわざわと音を立てて血の気が引いていった。

しまった! ハメられたッ! だましたなァ!! 



マア、身から出たサビなのだがソレはおいといて・・・。



いつのまにか古代はコーナーポストに追い詰められていた。

もはや彼に逃げ場はない。




オーホッホッホッ。 もう逃がさないわ。無駄な抵抗は止めてクロレラ錠剤を飲むのよ。

さあっ!お飲みなさいっ!  

女王様とオヨ・・・じゃなかったわ。 錠剤をお飲みッ!!




(・・・・もうナニがなんだか (^_^;)・・・(以上。作者、心の声でした。)



古代、もはや猫にいたぶられるネズミも同然だ。

だが本気で怒った森雪の辞書に『情け』という言葉は無い。



「もう好き嫌いはしないんでしょ?  飲んでくれたら私、とっても嬉しいわ。」

相変わらず素敵な笑顔を見せながら、情け容赦なく言葉のパンチを浴びせる。

 

はっきり言って鬼だね、こりゃ・・・。 

 古代のK・Oはもはや時間の問題だった。

しかし、捨てる神あれば拾う神あり。

その時、神様はロボットの姿かたちで現れた。



「アア、ココニイタンデスカ、古代サン。ぐっどにゅーすデスヨ。加藤サンガ意識ヲ取リ戻シマシタ。」

背後で扉の開く音がするとアナライザーが飛び込んでくる。

森雪と二人だけ、という絶好の機会。

普段なら邪魔をするなと蹴りの一発も入れるところだが、今回だけはアナライザーが天使に見えた。



「そうか!アナライザー。偉いぞ。よく知らせてくれた!!」

じゃあまたなッ! と古代は逃げるように展望ドームから出て行った。 

だがその前に。

古代は森雪には聞こえないよう、すれ違いざまアナライザーにそっと耳打ちをしていた。



「なあアナライザー。 森君のこと、俺たちチョッと考え直したほうが良いかも知れんぞ。」



「ハア???」

アナライザーは何のことだかサッパリ分からず、人間が目を白黒させるかのように、ただポコポコと計器を点滅させていた。



ぺきんぱ
2002年09月01日(日) 20時56分59秒 公開
■この作品の著作権はぺきんぱさんにあります。無断転載は禁止です。
■作者からのメッセージ

「皆さんコンバンワ! 毎度おなじみ『キンキン&ぺきんぱ』ですゥ!」

「・・・・・・・。」



「(小声で、)チョッと、あんたもナンか言いなさいよッ!」

「“ぺきんぱ様”と呼べ。」

「ハァ?」



「私を“ぺきんぱ様”と呼ぶのじゃ!下郎(げろう)。頭が高いッ!」



「あ〜、やっぱりネェ。 皆さん、コイツ(作者)をあんまり褒めたらダメですよ。

作者はゾウリムシ並みに単純だから、すぐにゾウチョウしちゃいますからね。

作者はあくまでも『タダのバカモノ』なんですからネ。」



「なにをゴチャゴチャ言っておるかッ!私を“ぺきんぱ様”と・・・アッ、そうそう。

“ぺきんぱ大帝閣下”でもいいぞ。よきにはからえ。」

「マッタクもう・・・しかたないわねェ。この金属バットでっ、と。 いけッ、ジャコビニ流星打法ォッ!!!」 ※筆者注



ボコッ!!

「グワァーッ!・・・・・・・ハッ。ここは、ダレ?・・・私は、ドコ?」

「ヨッシやぁーッ!! もとのアホに戻ったァー!!」





「さて、ツカミはこれでOKっ、と。(ダチョウ倶◯部かッ!) ではキンキン君、感想を。」

「解決編、と、つけた割には今のところアンマリ解決になってないような感じが・・・。」



「う〜ん。いい所に気がついたねえ。 その理由(わけ)は・・・・、

その理由を知りたかったらオレ様のクツを舐めろォーッ!!!」

「アッ、コイツまだ直ってないや。 しょおーがないわねェ。

では皆さん、次回『そして加藤の誤解。』でお会いしましょう。」



「早く舐めんかァーッ!!」

「ヤカマしいッ!! てめぇはこれでも喰らえッ! 

ペガサス流星拳あーんど北斗百裂拳ッ!!!」



「ひ、ひでぶーッ!!」

「あーッ、ケニー・・・じゃなくて作者が死んじゃったー。」

「コノ人でなしーッ!!」

「・・・あんた達、いったいダレ??」





筆者注

【ジャコビニ流星打法】

野球漫画の傑作(なのかなぁ?)、『アストロ球団』に登場する打法のこと。

その原理は・・・スイマセン。あまりに凄すぎて説明できません。

いやホンと、スゴイんですよ。あらゆる意味で。(笑) 

漫画喫茶などで見かけたら、ぜひお読み下さい。

ちなみに、本当は金属バットでジャコビニ流星打法は出来ません。

(あっ、でもアストロ超人の連中ならなんとかするかも・・・)



前回は気弱な、みっともないコメントをしてしまいましてお恥ずかしい限りです。

長田様。励ましの御言葉、身にしみました。

Alice様。過分な御言葉、恐縮です。

あともう少しです。

とにかく全力を尽くしますので皆様、よろしくお願いします。

それと誤解のないよう前回のコメントについてもう一言。

自分は今回、本編に無いキャラクターや設定は使わない、と決めましたが、これは別にソレをやるのが邪道だとか小説の価値を落とすから、という考えで決めたのではありません。

例えて言えば、麻雀や鬼ごっこをする際のプレイヤー自身が楽しむための独自ルールだったと思って下さい。



さて、話は変わりますが最近このコーナー、

ほとんど『キンキン・ぺきんぱのコミックオンステージ』と化しているのですが・・・

なんでこうなっちゃったんでしょうか?誰かおしえて下さい。(笑)

この作品の感想をお寄せください。
ぺきんぱさん並びに皆様、実は更新作業の過程で誤ってバックアップ分ごと記事を削除してしまい、感想コメントも本文も部分的にしか復旧できませんでした。原作者のペキンパさん、感想コメントをいただいた皆様にお詫び申し上げます。本当にすみませんでした! 長田亀吉 ■2002年10月04日(金) 00時50分46秒
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